やっぱり文字を書くのが好きなんだ
『世界には、一般人の文字書きが死ぬほどいる。』
このことに気づいたのは、スマートフォンを買ってもらった15歳。
ジャニーズ、アニメ、漫画、声優、ゲーム、女ドル、バンド、等々全て通って育った(育ってしまったとも言う)私は「小説家」以外に死ぬほど一般人の文字書きがいることを知った。
そしてそれが、多くは黒歴史になりそうなものであることも同時に察した。
それは別にいい。
だって楽しいから。
文字を書くということは、それが楽しい人にとって、なくてはならないものであるのだと思う。私を含め。
黒歴史だって見つからなきゃいいし、見つかっても問題はない。人はいずれ死ぬし。
誰の影響でもないが、大量の小説を読み漁っていた小中学生の頃の私。
一部をあげると、
No.6
バッテリー
パセリ伝説
今考えても結構強めのラインナップである。
暗くおとなしい子供、というわけでもなかったけど、いつも本を持ち歩いていた。
こんな子供が、ネット上に溢れる一般人が書いた文章を知ったときの感想は
「小説家、なれんじゃん、、、」
正しくは「小説家にならなくても、文字書いてもいいんじゃん。」だったかもしれない。
小説家になりたかったのだ。
誰にも言ったことはないし、自信はないけど、多分。なりたかったのだ。