舞台BIRTH 10月14日マチネ感想
初めて生のお芝居を観劇することができました!!!!!!
舞台BIRTH
愛の話です。
もっと理性的に観劇する予定でしたが、ゲネプロ映像でもあった通り、俳優さんたちが半裸で出てくるから、、、
ってそんなことも関係なく、やっぱり生の舞台って引き込まれちゃうんですね。
家で配信で舞台を見ることは多かったんです。そういう時って画面の中だから細部まで見れるから好きなんですよね。話の流れとか、俳優さんたちがどんな感情を作り込んでその表情を出してるのかとか考えるのが好きなんですけど、、、。
初めての生の舞台はもう、ただただ考える間も無く終わってしまった感がすごい。
ドッと疲れてしまって動けませんでした。(規制退場1番最後でよかった)
話の流れを追って感想を言えればいいんですけど、色々ショックで記憶が飛んでて、、、
とりあえず俳優さんと役に関する所感を。
まず杉江大志くん演じるユウジ。
杉江くんは、私の中で鯰尾だったので、、、。
うわっ、うめぇなぁ、、、(演技が)って思ってました。
ユウジは1番幼稚で歪んでるように見えた。
大きい音や強い武器で脅したり、「オレに喧嘩売ったな?」みたいな台詞だったり、環境要因でしょうけど、身体だけ大きくなった小学生みたいだった。
出てくる登場人物みんなそうだけど、「親」を知らないんだな、と思いました。
ユウジが死ぬシーン、こっちまで苦しくなっちゃって「ぁ、、、ぅ、、、」ってなってた(私が)
梅津瑞樹くん演じるダイゴ。
アホなのかな、、、?と思ったけど、それすらも切なくなってくる。
振り込んでくれた額だけ、愛を貰ってるような気がするってシーン。やっぱりこの子も愛を知らない。良心が痛むことよりも、どれだけ愛を貰えるのか知りたかったんだなぁ。
お母さんと喋りたいけど、一緒にいた歴史がないから結局お金のことしか喋れないってとこ辛すぎて、、、梅津くんの顔がぁっ、、、
でもダイゴがユウジと仲良くなれたのは、ユウジが、ダイゴのそういうところに安心してたんだろうな。愛を知らない、同類であるところに。
ダイゴがお母さんと電話できたことにユウジは羨ましいと思ってる、っていうマモルの予想は、意外にあってるんじゃないかな。ユウジは自分でそれに気づいてはいないかもしれないけれど。
印象的だったのが「ユウジ、生き返らないかなぁ」って台詞。
そうだよね、ユウジが出所してきたとき、抱き上げてまで喜んでた。
通じるものがあったんだろうな。
そして、梅津くんの銃を怖がる演技がリアル!
ユウジが死んだ時にオザワを責める狂った感じもすごい、、、よかった、、、語彙
後藤大くん演じるマモル
大くん、演技初めて見た。すごい愛おしかった。
ダイゴのこと好きって言ったのは、本当に好きだったの?それとも、愛を与えることで、愛が貰えると思っていたのかな。
冷蔵庫に頭突っ込んで泣くシーン、状況としては面白いあれだけど、一緒になって悲しくなっちゃった。
マモルぅ、、、、愛おしい、、、
陳内将さん演じるオザワ。
陳内さん、コッ、コワイ!!!!!めっちゃ怖い!!!!!やばい!!!!殺される!!!!!!!って思った。
演技がウメェ、、、(千鳥ノブ)
先月オレンジの頭で高校生役やってたよな??????
でも怖いだけじゃないんだオザワ。
多分私たちに、愛を知っている人に1番近いのはオザワ。もともとは愛されていたはず。
兄弟は向けられたの愛の方が、強かったかもしれないけど。
最終的にダイゴを撃てなかったのは、ダイゴがお母さんからお金を取ることで、良心の呵責に苛まれてるところを見てたからかな。
最後のシーンがすごく考えさせられた。
「かあちゃん、俺が生まれた時嬉しかった?」
台詞が全部あってるかわからないけど。
そんなことを聞かなきゃわからないんですよ。
私は親に愛されて育ったという自覚があるので、そんなこと聞かなくてもわかる。
私の親は、私が生まれてきて絶対嬉しかったと思う。
でもダイゴは、この舞台の登場人物は、わからないんです。
親を知らないし、親に愛されていたからわからない。そもそも愛ってなんだって。
ダイゴのお母さん、あんだけ泣いてたから、生まれた時は嬉しかったと思うな、、、。そう信じたい。
そして、4人が胎児のように丸まり、赤っぽい照明が当たる。
『BIRTH』か、、、と思いました。
ウワァァァって、、、笑
気持ちがアツいうちにダラダラと書いちゃった。
Bチームも見たいなぁ、、、玉城くんのユウジメーーーーちゃくちゃ見たい。
初めての舞台は忘れられない舞台になりました。
趣味;観劇って言えるくらい、舞台を見に行きたいな。